iPhone支援機器 点字入力キーボード Hable One 取扱説明書   <目次> はじめに 1 スタートガイド 1-1 Hable Oneの使い始め方・初期設定 同梱されているもの Hable Oneの持ち方 操作ボタンの番号 Hable Oneの充電 スマートフォンとの接続 Bluetoothペアリング スマートフォンのOSに応じた設定 言語設定 1-2 iPhoneの操作 次の項目への移動 前の項目への移動 項目の選択 ホーム画面への移動 クイックナビゲーションのオン/オフ 1-3 文字入力・音声入力 日本語入力 Hable Oneで日本語を入力する方法 英語入力 次の文字 前の文字 音声入力 スペース BackSpace(1文字削除) Enter(決定) Shift-Enter(新しい行) 数字の入力 大文字 1-4 テキスト編集 カーソルを次の文字に移動 カーソルを前の文字に移動 次の単語に移動 前の単語に移動 バックスペース 新しい行 シフトエンター 1-5 ローター 次のローターを設定 前のローターを設定 ローター設定を使用して次の項目に移動 ローター設定を使用して前の項目に移動 1-6 ショートカットキー 読み上げを一時停止 2本指でダブルタップ(またはマジックタッチ) 通知 ステータスバー コントロールセンター 画面の上部に移動 画面の下部に移動 戻る 1-7 Hableメニューの使い方 Hable設定メニュー Android仕様に切り替える iOS仕様に切り替える バッテリー状態の確認 点字ボタン設定 長押しの遅延・振動の長さ 2 全機能ガイド 2-1 ナビゲーションコマンド 2-2 テキスト編集コマンド 2-3 タイピングコマンド 2-4 ドキュメントナビゲーション 2-5 メディアと音声コマンド 2-6 ローターとクイックナビゲーション 2-7 システムとメニューコマンド 2-8 アプリ&ウェブ特定コマンド 2-9 言語設定(英語と日本語のみ) 3 点字ガイド 50音 長音・促音 濁音・半濁音 拗音・拗濁音・拗半濁音 その他 数字 記号 仕様 サポートについて 無料修理規定 保証書 お問い合わせ <本文> はじめに このマニュアルでは、前半に初めてのHable Oneユーザー様に向けて「1 スタートガイド」を、後半に「2 全機能ガイド」の章を設けてご紹介しています。 まずスタートガイドとして 1-1 Hable Oneの使い始め方・初期設定  1-2 iPhoneの操作  1-3 文字入力・音声入力  1-4 テキスト編集  1-5 ショートカットキー 1-6 Hableメニューの使い方 をご説明しています。 その後、全機能ガイドとして、Hable Oneで実行できるすべての機能をご紹介します。 本マニュアルが、ユーザー様の操作の一助となれば幸いです。 1 スタートガイド このスタートガイドを使用することで、すぐにHable Oneを使えるようになります。 Hable Oneをお使いになる際には、iPhoneのVoiceOver機能をオンにしてください。 ここでは、VoiceOver機能をオンにした状態での使用を前提にご説明を行います。 1-1 Hable Oneの使い始め方・初期設定 同梱されているもの 箱の中には以下のものが入っています: ● Hable One本体 ● USB Type-C充電ケーブル ● 手首用ストラップ ● 取扱説明書 兼 保証書(本書) Hable Oneの持ち方 Hable Oneには、ボタンの無い平らな面と、操作ボタン(点字ボタン、ファンクションボタン)の付いた面があります。 Hable One本体の周囲に、スライド式の電源スイッチ、充電ポート、同梱されたストラップの取り付け部があります。 スライド式の電源スイッチが天井方向を向き、ボタンの無い平らな面が自分に向くようにHable Oneを持った場合、下部の中央に充電ポート、下部の右端にストラップ取り付け部がきます。 このように、Hable Oneを使用する際は、電源スイッチが天井方向を向き、ボタンの無い平らな面が自分に向くようにし、左右から両手で包み込むように持ちます。 正しい持ち方では、両手の人差し指・中指・薬指が6つの点字ボタンに自然に置かれた状態となります。 ボタンは自分から見て外側を向いており、自分の体の方向へ押します。 そして、電源スイッチを右方向へスライドさせることで、電源をオンにすることができます。 Hable Oneを使用する際は、コントローラーをテーブルの上に置かず、両手で持ち上げてください。 もしどこかに置いた状態での使用を希望する場合は、ボタン設定の変更をお勧めします。これについては、Hableメニューの使い方 の章を参照してください。 操作ボタンの番号 各操作ボタンには、番号が割り当てられています。 6つの小さな点字ボタンは、点字のように番号が振られています。 左手の3つのボタンは1、2、3で、電源スイッチに最も近いボタンが1、最も遠いボタンが3です。右手の3つのボタンは4、5、6で、電源スイッチに最も近いボタンが4、もっと遠いボタンが6です。 左手の人差し指、中指、薬指をそれぞれボタン1、2、3に置きます。右手の人差し指、中指、薬指をそれぞれボタン4、5、6に置きます。 ボタン1から6の左右にある2つの長いボタンはファンクションボタンです。左手の人差し指の左側のボタンが7、右手の人差し指の右側のボタンが8です。 Hable Oneの充電 Hable Oneのバッテリーが切れた場合、箱に同梱されているケーブルで充電することができます。 バッテリーが切れた場合、完全に充電するのに約5時間かかります。 充電ポートはHable Oneの底面にあります。 充電器が接続されると、3回の短い振動があります。 スマートフォンとの接続 まず初めに、VoiceOverがスマートフォンで有効になっていることを確認してください。 この設定を行うには 設定 > アクセシビリティ > VoiceOver > VoiceOverをオンにする またはアクセシビリティショートカットを使用してVoiceOverを有効にする必要があります。 Bluetoothペアリング Hable OneはBluetoothを使用して、iPhoneとペアリングします。 ペアリングを行うには、iPhoneの設定画面に移動しBluetoothをオンにします。 Siriを使用してBluetoothをオンにすることもできます。 【手順】 ① Hable Oneの電源を入れる デバイスを正しく持ち、電源スイッチを右にスライドし、電源をオンにします。 電源がオンになるとHable Oneが2回振動します。 なお、2回の振動は、Hable Oneが充電され使用可能であることを示しています。 ② Hable OneをiPhoneとペアリングする 他のデバイスのリストで「Hable One」という名前のデバイスを探します。 デバイス名「Hable One」をダブルタップし、ペアリングを開始します。 デバイス名が表示されない場合、Hable Oneの電源を一度オフにし、再びオンにしてみてください。 ③ Bluetoothペアリングの要求 「Hable Oneがお使いのiPhoneへのペアリングを求めています。キャンセル ペアリング」と表示されるので、「ペアリング」を選択します。 ペアリングが成功するとHable Oneが振動し、接続されたことを示します。 これでHable Oneの使用が可能となりました。 スマートフォンのOSに応じた設定 Hable Oneがスマートフォンに初めて接続されると、自動的にスマートフォンのOSを認識し、iOSまたはAndroidモードを切り替えます。 すでにAndroidデバイスとペアリングを行ったことがある場合、手動でモードを変更することができます。 これを行う方法については、Hableメニューの使い方の章を参照してください。 言語設定 Hable Oneは複数の言語に対応しており、商品を発送する前に適切な言語が設定されています。 言語を変更する方法について合は、Hableメニューの使い方の章を参照してください。 1-2 iPhoneの操作 Hable Oneを使うことにより、iPhoneの操作をより正確に行うことができます。 この章では、iPhoneを操作するための基本機能をご説明します。 詳細な機能については、全機能ガイドの章を参照してください。 次の項目への移動、前の項目への移動、項目の選択、ホーム画面への移動について、Hable Oneで実行する方法と、それを使用する場面の例を簡単にご説明します。 次の項目への移動 7を押しながら8を押す。 ホーム画面で一つのアプリから次のアプリに移動したいときに使用します。この機能を使用してアプリ内でも項目間を移動できます。 前の項目への移動 8を押しながら7を押す。 ホーム画面で一つのアプリから前のアプリに移動したいときに使用します。 項目の選択 7と8を押す 。 フォーカスがアイコンにあるとき、アプリを開くために使用します。 ホーム画面への移動 1、2、および5を長押しする。(点字の「h」と同じ) 使用中のアプリケーションを終了し、ホーム画面に直接移動したいときに使用します。 クイックナビゲーションのオン/オフ 3、4、6を長押しする。 クイックナビゲーションはiOSデバイスの隠れた設定です。 例えば、「画面の先頭にジャンプ」や「1文字先に移動する」といったコマンドがうまく動作しない場合、クイックナビゲーションが間違った設定になっている可能性があります。 この問題を解決するには、3、4、6を押し続けて、再度設定を確認してください。多くのコマンドに対してこの方法が有効です。 1-3 文字入力・音声入力 入力はHable Oneの最も重要な機能の一つで、他の点字入力デバイスと同じように操作することができます。点字入力に慣れていない方は、点字ガイドをご活用ください。それでは始めましょう! 点字入力を使用する際に、Hable Oneの仕組みを理解することが重要です。 Hable OneはBluetoothキーボードとして機能するため、スマートフォンの仮想キーボードと連携して動作します。そのため、スマートフォンとHable Oneの言語設定は常に一致している必要があります。 たとえば、Hable Oneで日本語の点字入力をしたい場合、スマートフォンの仮想キーボードを「日本語かな」に設定し、Hable Oneの言語設定も「日本語」にする必要があります。 同様に、英語に切り替えたい場合は、仮想キーボードとHable Oneの言語設定をどちらも「英語」に変更する必要があります。 つまり、スマートフォンの仮想キーボードとHable Oneの言語設定は、日本語か英語のどちらかで常に一致させる必要があります。 この機能を最適に利用するために、スマートフォンには「日本語かな」と「英語」だけのキーボードを設定しておくことをお勧めします。 こうすることで、言語切り替えがよりスムーズで素早く行えます。 以下では、Hable Oneを使用してHable One本体とスマートフォンの言語設定を切り替える方法についてご説明します。 日本語入力 日本語入力を行う場合、スマートフォンのキーボード設定とHable Oneの言語設定を日本語にする必要があります。 【手順】 ① キーボード設定 ボタン1、5、6を同時に長押しして、キーボード設定を「日本語かな」に切り替える。 ② Hable One言語設定 ボタン1、2、3、4、5、6を同時に長押ししてから、ボタン2、4、5(点字のj)を同時に長押しする。 Hable Oneで日本語を入力する方法 Hable Oneで日本語を入力する際には、標準の点字入力と、かなや漢字の候補を選択するための特別なボタンの組み合わせを使用します。 以下は、ステップバイステップのガイドです。 ステップ1: スマートフォンを日本語かな入力に設定する スマートフォンのキーボード設定が「日本語かな入力」になっていることを確認してください。ボタン1、5、6を同時に長押しして、入力モードを「日本語かな」に切り替えます。 ステップ2: 文字を選択する ● Hable Oneでは、かなや漢字などの候補を選択する際に、次の候補や前の候補に移動することができます。 ● 次の候補に移動するには、ボタン8を押します。 ● 前の候補に戻るには、ボタン3と8を同時に押します。 ステップ3: 文字を確定する 目的の文字が選択されたら、ボタン1と8を一緒に押して確定します。 例: 「こんにちは」を入力する場合 ① 各文字を点字コードで入力します: こ: 2, 4, 6 ん: 3, 5, 6 に: 1, 2, 3 ち: 1, 2, 3, 5 は: 1, 3, 6 ② 文字を入力すると、候補が表示される場合があります。 ボタン8を使って候補を順に進み、ボタン3と8で候補を戻ります。 ③ 正しい文字を選択したら、ボタン1と8を押して確定します。 ステップ4: バックスペースやその他の機能の使用 ● 文字を削除したい場合は、ボタン7を押してバックスペースします。 ● スペースを入力する場合は、ボタン8を押します。 英語入力 英語入力を行う場合、スマートフォンのキーボード設定とHable Oneの言語設定を英語にする必要があります。 【手順】 ① キーボード設定 ボタン1、5、6を同時に長押しして、キーボード設定を「英語」に切り替える。 ② Hable One言語設定 ボタン1、2、3、4、5、6を同時に長押ししてから、ボタン1、5(点字のe)を同時に長押しする。 次の文字 ボタン8を押す。文字を選択するにはボタン1と8を押します。 前の文字 ボタン3と8を押す。文字を選択するにはボタン1と8を押します。 音声入力 ボタン2を長押しすることで音声入力機能が有効になります。 音声入力が終わったら再度ボタン2を長押ししてください。 スペース ボタン8を押す Back space(1文字削除) ボタン7を押す。 Enter(決定) ボタン1と8を押す。 Shift-Enter(新しい行) ボタン2と8を押す 。 メッセージアプリでは、Shift-Enterで新しい行を作成でき、Enterでメッセージを送信できます。 数字の入力 最初にボタン3、4、5、6を押します。 これは文字と数字の区別を行うためです。 次に、Hable Oneのボタン1を押すと数字の「1」が入力されます。ボタン1と2を押すと数字の「2」が入力されます。 この順序はアルファベットと同じです。 アルファベットの入力に戻るには、ボタン8を押してスペースを入力し、続けて入力します。 大文字 まずボタン6を押し、その後に入力したい文字を押します。 キーボードのシフトキーと同じように機能し、大文字の次の文字は自動的に小文字になります。 ボタン6を2回押すと次の文字もすべて大文字になります。 ボタン6を3回押すとCapsLockが有効になり、Enterを押すと無効になります。(大文字記号は言語によって異なる場合があります。) 1-4 テキスト編集 テキスト編集が容易にできることは、Hable Oneの最も重要な機能の一つです。 基本的なテキスト編集機能では、書かれたテキストを閲覧し、文字や単語を消去および置換することができます。 また、新しい行を追加することもできます。 テキスト編集において、ボタンの組み合わせを簡単に覚えるためのコツがいくつかあります。 すべてのテキスト編集は、左手のボタン7と右手のボタン4、5、6を中心に行うことができます。 また、すべての操作は対称的であるため、進む方法を知っていれば戻る方法が分かります。 例えば、次の文字に移動するにはボタン7を押しながらボタン4を一度押します。 1文字戻るには、ボタン4を押しながらボタン7を一度押します。 カーソルを次の文字に移動 7を押しながら4を押す。 単語「Hable」で、カーソルを文字「H」から「a」に移動したい場合に用いる。 カーソルを前の文字に移動 4を押しながら7を押す。 単語「Hable」で、カーソルを文字「a」から「H」に移動したい場合に用いる。 (重要)上記2つの機能を用いる場合、カーソルが通過する文字をVoiceOverが読み上げます。 次の単語に移動 7を押しながら5を押す。 前の単語に移動 5を押しながら7を押す。 バックスペース 7を押す。 新しい行 1と8を押す(※短く押す)。 キーボードのエンターキーを使用する場所で使用する。 シフトエンター 2と8を押す。 1-5 ローター ローターはiOS専用の機能で、読み上げ速度や見出し・行・文字ごとのナビゲーションなどを利用できます。 次のローターを設定 7を押しながら5と6を押す。 前のローターを設定 5と6を押しながら7を押す。 ローター設定を使用して次の項目に移動 7を押しながら6を押す ローター設定を使用して前の項目に移動 6を押しながら7を押す 1-6 ショートカットキー Hable Oneでは、iPhoneを素早く操作するためのショートカットキーを使用することができます。 ほとんどのショートカットキーは、いくつかのコツを使うと覚えやすくなります。 この章を読みながら、実際に使ってみることをお勧めします。 一部のショートカットキーは前の章で紹介したかもしれませんが、繰り返し読むことは大切です。さあ、始めましょう! 読み上げを一時停止 1を長押しする。 VoiceOverのテキスト読み上げを停止するときに使用します。 再度1を長押しすると、VoiceOverは再び読み上げを開始します。 2本指でダブルタップ(またはマジックタッチ) 3を長押しする。 この機能は、電話の応答、電話の切断、音楽の一時停止・再生、ビデオの一時停止・再生など、様々な状況で使用できます。 通知 1、3、4、5を長押しする。 メッセージを開かずに受信したメッセージの概要を表示するときに使用します。点字の「n」と同じです。 ステータスバー 2、3、4を長押しする。 時間、Wi-Fiステータスなどを素早く確認したいときに使用します。点字の「s」と同じです。 コントロールセンター 2、4、5を長押しする。 コントロールセンターは、懐中電灯、Wi-Fi設定、Bluetooth設定など、重要でよく使用される機能にアクセスするための小さなメニューです。 コントロールセンターに含まれる設定は、スマートフォンの機種・設定によって異なります。 コントロールセンターは、2、4、5を押すことでいつでも開閉できます。 画面の上部に移動 1、2、3を長押しする。 画面上の最初のクリック可能な項目に移動します。 画面の下部に移動 4、5、6を長押しする。 画面上の最後のクリック可能な項目に移動します。 戻る 1と2を長押しする。 直前に表示していたページに戻るときに使用します。点字の「b」と同じです。 VoiceOverをミュート 1、3、4を長押しする。 再度長押しすることで、ミュートを解除できます。 Siriを起動 1、4、5を長押しする。 音声コマンドでアプリを開くときに使用します。 なおこの機能は、設定でSiriが有効である場合にのみ機能します。 点字の「d」と同じです。 スクリーンカーテン 3と4を長押しする。 スクリーンカーテンは、スマートフォンの電源をオフにせずに画面を暗くすることができる機能です。 1-7 Hableメニューの使い方 Hableメニューでは、デバイス設定の変更、ボタンレイアウトの変更、バッテリー状態の確認ができます。 Hableメニューを開いて操作を行うたびに、自動的にHableメニューを終了します。 したがって、Hableメニュー上で続けて新しい操作を行いたい場合、再度ボタン1、2、3、4、5、6を長押しする必要があります。 Hable設定メニュー ボタン1、2、3、4、5、6を長押ししてHableメニューを開く。 4回の振動がHableメニューを開いたことを示します。メニューからオプションを選択すると、Hableメニューが終了します。 Android仕様に切り替える ボタン1、2、3、4、5、6を長押ししてからボタン1を長押しして、Androidの設定を有効にする。 iOS仕様に切り替える ボタン1、2、3、4、5、6を長押ししてからボタン2を長押しする。 バッテリー状態の確認 ボタン1、2、3、4、5、6を長押ししてからボタン3、6を長押しする。 3回の振動はフル充電、1回の振動は低充電を意味します。 点字ボタン設定 ボタン1、2、3、4、5、6を長押ししてからボタン1、3、4、6を長押しする。 ボタン1と3、ボタン4と6がそれぞれ入れ替わります。 また、操作を繰り返すことで再度ボタンを入れ替えることができます。 長押しの遅延・振動の長さ ボタン1、2、3、4、5、6を長押ししてからボタン1、2、3を長押しする。 設定を変更するには、操作を繰り返します。 4回の振動が最長の持続時間、1回の振動が最短の持続時間を示します。 UEB(統一英語点字)設定 ボタン1、2、3、4、5、6を長押ししてからボタン1、5を長押しする。 これは言語グループ1および2の一部です。 これでスタートガイドは終了です。 次のページから全機能ガイドが始まります。ここでは、Hable Oneのすべての機能を紹介しています。 2 全機能ガイド ここでは、Hable Oneで実行できるすべての機能をショートカットキーでご紹介しています。 探している内容を見つけるために見出しを操作することができます。 文書内検索機能を使用するには、ボタン1、2、4、5、6を長押しし、テキストを入力してください。 検索結果をスクロールするには、ボタン2、6を長押ししてください。 2-1 ナビゲーションコマンド ● ホーム画面: H、1,2,5をホールド 次の画面に移動するには1,3,5をホールド。前の画面に戻るには2,4,6をホールド。 ● 戻る: B、1,2をホールド ● アプリスイッチャー: 2,3をホールド アプリを閉じるには、カーソルがアプリにフォーカスされているときに1,4,5,6を押します。 ● ロックスクリーン: 2,5をホールド ● コントロールセンター: 2,4,5をホールド ● 通知: 1,3,4,5をホールド ● スポットライト検索: 1,6をホールド ● ステータスバー: S、2,3,4をホールド ● アイテムチューザーを開く: 2,4をホールド ● 次のアイテム: 7をホールドし、8を押す ● 前のアイテム: 8をホールドし、7を押す ● 最初のアイテム: 1,2,3をホールド ● 最後のアイテム: 4,5,6をホールド ● ボイスオーバーオフ: 1,2,3,8をホールド ● ボイスオーバーのオン/オフ: 1,3,6をホールド 2-2 テキスト編集コマンド ● 太字: 1,2,8をホールド(まずテキストを選択) ● 斜体: 1,3,8をホールド ● 下線: 2,3,8をホールド ● すべてのテキストを選択: 2,3,5,6をホールド ● 左の文字を選択: 4,5をホールドし、7を押す ● 右の文字を選択: 7をホールドし、4,5を押す ● 左の単語を選択: 4,6をホールドし、7を押す ● 右の単語を選択: 7をホールドし、4,6を押す ● テキストをコピー: C、1,4をホールド ● テキストを切り取り: X、1,3,4,6をホールド ● テキストを貼り付け: V、1,2,3,6をホールド ● やり直し: 1,3,4,5,6をホールド ● 元に戻す: 1,3,5,6をホールド 2-3 タイピングコマンド ● エンター: 1,8を押す ● スペース: 8をホールド ● 新しい行: 2,8を押す(メモやメッセージで) ● バックスペース: 7を押す ● 単語ごとのバックスペース: 5,7を押す ● キーボードの表示/非表示: 1,4,6をホールド 2-4 ドキュメントナビゲーション ● ドキュメントの先頭に移動: 2,3,6をホールド ● ドキュメントの末尾に移動: 3,5,6をホールド ● 次の単語: 7をホールドし、5を押す ● 前の単語: 5をホールドし、7を押す ● 次の文字: 7をホールドし、4を押す ● 前の文字: 4をホールドし、7を押す ● 1ページ上にスクロール: 3,4,5,6をホールド ● 1ページ下にスクロール: 1,4,5,6をホールド ● 1ページ左にスクロール: 2,4,6をホールド ● 1ページ右にスクロール: 1,3,5をホールド 2-5 メディアと音声コマンド ● メディアの再生/一時停止: 1,2,3,4をホールド ● マジックタップ: 3をホールド(電話、音楽、音声メッセージなど) ● ボイスオーバーの一時停止: 1をホールド ● 音量を上げる: 3,4,5をホールド ● 音量を下げる: 1,2,6をホールド ● ミュート/ミュート解除: 1,3,4をホールド ● 読み上げテキストをクリップボードにコピー: 1,2,3,5,6をホールド 2-6 ローターとクイックナビゲーション ● ローター左回転: 5,6をホールドし、7を押す ● ローター右回転: 7をホールドし、5,6を押す ● 次のローター項目: 7をホールドし、6を押す ● 前のローター項目: 6をホールドし、7を押す ● ローター項目を選択: 7と8を一緒に押す ● クイックナビゲーションのオン/オフ: 3,4,6をホールド ● シングルレタークイックナビ: 1,2,3,4,5をホールド(ウェブブラウザで) 2-7 システムとメニューコマンド ● Hableメニュー: 1,2,3,4,5,6をホールド(すべてのオプションにアクセス) ● バッテリーステータス: 1,2,3,4,5,6をホールドし、3,6をホールド ● Hable設定メニュー: 1,2,3,4,5,6をホールド ● キーボードの切り替え: 1,5,6をホールド 電話の複数の言語や絵文字キーボードに切り替えるために使用します。 ● Siri: 1,4,5をホールド ● 音声入力: 2をホールド 2-8 アプリ&ウェブ特定コマンド ● 新しいタブ(Safari/Chrome): 2,5,6をホールド ● タブを閉じる(Safari/Chrome): 2,3,5をホールド ● ドキュメント内検索: 1,2,4,5,6をホールドし、テキストを入力。検索結果をスクロール:2,6をホールド ● メールに返信: 1,2,4,6をホールド ● メール送信: 2,3,4,6をホールド ● 印刷: 1,2,3,4,8をホールド ● 次のタブ: 2,3,4,5をホールド ● 前のタブ: 1,2,5,6をホールド ● スクリーンショット: 3,6をホールド ● 長押し: 3,8をホールド ● 押して長押し: E、1,5をホールド 2-9 言語設定(英語と日本語のみ) ● 言語を変更する方法: 1. 1,2,3,4,5,6をホールドして、Hableメニューに入ります。 2. 英語の場合: 1,2,3,4,5,6をホールドした後、1,5をホールド。 3. 日本語の場合: 1,2,3,4,5,6をホールドした後、2,4,5をホールド。 4. 電話のキーボードの言語を切り替える(バーチャルキーボード)には、1,5,6をホールド。 5. これにより、電話のキーボードの言語が切り替わり、絵文字キーボードにもアクセスできます。 3 点字ガイド 50音 かな ローマ字 入力ボタン あ a 1 い i 1、2 う u 1、4 え e 1、2、4 お o 2、4 か ka 1、6 き ki 1、2、6 く ku 1、4、6 け ke 1、2、4、6 こ ko 2、4、6 さ sa 1、5、6 し si 1、2、5、6 す su 1、4、5、6 せ se 1、2、4、5、6 そ so 2、4、5、6 た ta 1、3、5 ち ti 1、2、3、5 つ tu 1、3、4、5 て te 1、2、3、4、5 と to 2、3、4、5 な na 1、3 に ni 1、2、3 ぬ nu 1、3、4 ね ne 1、2、3、4 の no 2、3、4 は ha 1、3、6 ひ hi 1、2、3、6 ふ hu 1、3、4、6 へ he 1、2、3、4、6 ほ ho 2、3、4、6 ま ma 1、3、5、6 み mi 1、2、3、5、6 む mu 1、3、4、5、6 め me 1、2、3、4、5、6 も mo 2、3、4、5、6 や ya 3、4 ゆ yu 3、4、6 よ yo 3、4、5 ら ra 1、5 り ri 1、2、5 る ru 1、4、5 れ re 1、2、4、5 ろ ro 2、4、5 わ wa 3 を wo 3、5 ん nn 3、5、6 長音・促音 記号・かな ローマ字 入力ボタン 長音符 ― 2、5 っ ltu 2 濁音・半濁音 かな ローマ字 入力ボタン が ga 5→1、6 ぎ gi 5→1、2、6 ぐ gu 5→1、4、6 げ ge 5→1、2、4、6 ご go 5→2、4、6 ざ za 5→1、5、6 じ zi 5→1、2、5、6 ず zu 5→1、4、5、6 ぜ ze 5→1、2、4、5、6 ぞ zo 5→2、4、5、6 だ da 5→1、3、5 ぢ di 5→1、2、3、5 づ du 5→1、3、4、5 で de 5→1、2、3、4、5 ど do 5→2、3、4、5 ば ba 5→1、3、6 び bi 5→1、2、3、6 ぶ bu 5→1、3、4、6 べ be 5→1、2、3、4、6 ぼ bo 5→2、3、5、6 ぱ pa 6→1、3、6 ぴ pi 6→1、2、4、6 ぷ pu 6→1、3、4、6 ぺ pe 6→1、2、3、4、6 ぽ po 6→2、3、4、6 拗音・拗濁音・拗半濁音 かな ローマ字 入力ボタン きゃ kya 4→1、6 きゅ kyu 4→1、4、6 きょ kyo 4→2、4、6 しゃ sya 4→1、5、6 しゅ syu 4→1、4、5、6 しょ syo 4→2、4、5、6 ちゃ cha 4→1、3、5 ちゅ chu 4→1、3、4、5 ちょ cho 4→2、3、4、5 にゃ nya 4→1、3 にゅ nyu 4→1、3、4 にょ nyo 4→2、3、4 ひゃ hya 4→1、3、6 ひゅ hyu 4→1、3、4、6 ひょ hyo 4→2、3、4、6 みゃ mya 4→1、3、5、6 みゅ myu 4→1、3、4、5、6 みょ myo 4→2、3、4、5、6 りゃ rya 4→1、5 りゅ ryu 4→1、4、5 りょ ryo 4→2、4、5 ぎゃ gya 4、5→1、6 ぎゅ gyu 4、5→1、4、6 ぎょ gyo 4、5→2、4、6 じゃ ja 4、5→1、5、6 じゅ ju 4、5→1、4、5、6 じょ jo 4、5→2、4、5、6 びゃ bya 4、5→1、3、6 びゅ byu 4、5→1、3、4、6 びょ byo 4、5→2、3、4、6 ぴゃ pya 4、6→1、3、6 ぴゅ pyu 4、6→1、3、4、6 ぴょ pyo 4、6→2、3、4、6 その他 かな ローマ字 入力ボタン うぃ wi 2、6→1、2 うぇ we 2、6→1、2、4 うぉ ulo 2、6→2、4 しぇ she 4→1、2、4、5、6 じぇ je 4、5→1、2、4、5、6 ちぇ che 4→1、2、3、4、5 つぁ つぁ 2、6→1、3、5 つぃ tsi 2、6→1、2、3、5 つぇ tse 2、6→1、2、3、4、5 つぉ tso 2、6→2、3、4、5 てぃ thi 4→1、2、3、5 でぃ dhi 4、5→1、2、3、5 とぅ とぅ 2、6→1、3、5、6 どぅ dwu 2、5、6→1、3、4、5 ふぁ fa 2、6→1、3、6 ふぃ fi 2、6→1、2、3、6 ふぇ fe 2、6→1、2、3、4、6 ふぉ fo 2、6→2、3、4、6 てゅ thu 4、6→1、3、4、5 でゅ dhu 4、5、6→1、3、4、5 くぁ qa 2、6→1、6 くぃ qi 2、6→1、2、6 くぇ qe 2、6→1、2、4、6 くぉ qo 2、6→2、4、6 ぐぁ gwa 2、5、6→1、6 ぐぃ gwi 2、5、6→1、2、6 ぐぇ gwe 2、5、6→1、2、5、6 ぐぉ gwo 2、5、6→2、4、6 ヴぁ va 2、5、6→1、3、6 ヴぃ vi 2、5、6→1、2、3、6 ヴぇ ve 2、5、6→1、2、3、4、6 ヴぉ vo 2、5、6→2、3、4、6 ぁ la 4、5→1 ぃ li 4、5→1、2 ぅ lu 4、5→1、3 ぇ le 4、5→1、2、4 ぉ lo 4、5→2、4 ヴ vu 5→1、4 いぇ ye 4→1、2、4 ふゅ fyu 4、6→3、4、6 ヴゅ vyu 4、5、6→3、4、6 数字 数字 入力ボタン 0 3、4、5、6→2、4、5 1 3、4、5、6→1 2 3、4、5、6→1、2 3 3、4、5、6→1、4 4 3、4、5、6→1、4、5 5 3、4、5、6→1、5 6 3、4、5、6→1、2、4 7 3、4、5、6→1、2、4、5 8 3、4、5、6→1、2、5 9 3、4、5、6→2、4 記号 記号 出力 入力ボタン コンマ , 5、6(日本語) 2(英語) 読点 、 5、6→8(日本語) ピリオド . 2、5、6(英語) 句点 。 2、5、6→8(日本語) 疑問符 ? 2、6→8(日本語) 2、3、6(英語) ハイフン - 3、6(英語) イコール = 5→2、3、5、6(英語) 括弧開き ( 5→2、3、5、6(日本語) 括弧閉じ ) 2、3、5、6(日本語) 角括弧開き [ 5、6→2、3、5、6(日本語) 角括弧閉じ ] 2、3、5、6→2、3(日本語) 開き引用符 「 5、6→3(日本語) 閉じ引用符 」 6→2、3(日本語) 二重引用符開き 『 5、6→3、6(日本語) 二重引用符閉じ 』 3、6→2、3(日本語) コロン : 5→2(日本語) 2、5(英語) セミコロン ; 2、3(英語) 感嘆符 ! 2、3、5(英語) 中点 ・ 2、5(日本語) ※上記に掲載されていない記号は調整中のため、文字入力から変換して入力をお願いします。 仕様 ※仕様は予告なく変更する場合がありますので予めご了承ください。 製品名 Hable One 本体配色 本体:ブラック (点字ボタン:ホワイト) 寸法 縦60 mm、横125 mm、厚さ20 mm 重量 79 g 対応OS iOS 本体インターフェイス USB Type-C端子 バッテリー リチウムイオン 700mAh 充電時間 5時間 バッテリー使用時間 約2~3週間程度 ただし、利用頻度により時間が短縮されます。 受信距離 約5m(Bluetooth Low Energy 5.1) 製造元 Hable 輸入・販売 株式会社ラビット 保証期間 1年間 サポートについて 本マニュアルに記載されている内容など、Hable One本体の使用方法については、下記のサポート体制をご用意しております。 1. 電話サポート(平日の午前10時~午後4時まで)03-5292-5644 2. 電子メール  eigyo@rabbit-tokyo.co.jp <ご注意> Hable Oneをご利用いただいている環境でも、個々にインストールされたアプリケーションソフトの操作サポートにつきましては、お断りしておりますので予めご了承ください。なお、アプリの操作サポートをご希望の方には、有料会員サポート(ラビット倶楽部)をご用意しておりますので、別途ご相談ください。 今後Hable One製品サイトに、サポート情報を掲載してまいりますので、合わせてご活用ください。 無料修理規定 1. 取扱説明書の注意書に従った使用状態で保証期間内に故障した場合には、無料修理をさせていただきます。(送料を除く) 2. 無料修理をご依頼になる場合には、商品に本書を添えていただき、お買い上げの販売店または株式会社ラビットまでお送りください。 3. ご転居、ご贈答品等で本保証書に記入の販売店で無料修理をお受けになれない場合には、株式会社ラビットまでご相談ください。 4. 保証期間内でも次の場合には原則として有料となります。 イ) 使用上の誤り及び不当な修理や改造による故障および損傷 ロ) お買い上げ後の輸送、落下などによる故障および損傷 ハ) 火災、地震、水害、落雷、その他天災地変及び公害、塩害、ガス害、 虫害、異常電圧などによる故障および損傷 ニ) 本書のご提示がない場合 ホ) 本書にお買い上げ年月日、お客様名、販売店名の記入のない場合、あるいは 字句を書き換えられた場合 5. 本書は日本国内においてのみ有効です。 6. 本書は再発行いたしませんので大切に保管してください。 ※ お客様にご記入いただいた個人情報は、保証期間内の無料修理対応及びその後の安全点検活動のために利用させていただく場合がございますので、予めご了承ください。 ※ この保証書は、本書に明示した期間、条件のもとにおいて無料修理をお約束するものです。従ってこの保証書によって、保証書を発行している者(保証責任者)、およびそれ以外の事業者に対するお客様の法律上の権利を制限するものではありませんので、保証期間経過後の修理についてご不明の場合は、お買い上げの販売店または株式会社ラビットまでお問い合わせください。  保証書 品名 Bluetoothキーボード 機種 Hable One 保証対象 本体 保証期間 お買い上げ日より1年間 シリアル番号 お客様情報 お名前 ご住所 〒 電話番号 販売店情報 販売店名・住所・電話番号 お買い上げ日 【お客様へ】お手数ですが、お名前、ご住所、電話番号をご記入ください。 【ご販売店様へ】お買い上げ日、貴店名、住所、電話番号をご記入ください。 お問い合わせ 株式会社ラビット 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-7 スカイパレス401 TEL:03-5292-5644(代表) FAX:03-5292-5645 E-Mail:eigyo@rabbit-tokyo.co.jp URL:http://rabbit-tokyo.co.jp 以上